【結果速報】盛岡大付属、エース渡辺翔真が9回1安打で2戦連続完封 沖縄尚学降し3回戦へ(9日目・第4試合)夏の甲子園【全国高校野球2021】
2021/08/22
<9日目 第4試合 2回戦 ●沖縄尚学 0-4 盛岡大付〇>(22日、阪神甲子園球場)
第103回全国高等学校野球選手権大会は22日、阪神甲子園球場で第9日を迎え、第4試合で沖縄尚学(沖縄)と盛岡大付(岩手)が対戦。盛岡大付が、渡辺翔真が8回途中まで完全投球をみせるなど好投し、4-0で勝利。3回戦へと駒を進めた。
エースが圧巻の投球をみせた。
沖縄尚学の先発は、大会初戦の阿南光戦で無四球完封勝利を挙げた當山渚。対する盛岡大付も初戦鹿島学園戦で完封した渡辺翔真。好投手同士の投げ合いを制したのは、盛岡大付の渡辺だった。
両投手はともに3回まで無失点で抑える上々の立ち上がり。安打を許しながらも、落ち着いた投球で得点を与えない當山に対し、渡辺は一人の走者も許さない快投を披露した。
しかし4回、この回も危なげない投球で無失点に抑えた渡辺に対し、當山は、先頭から4連打を浴びるなど、この回2点を失った。それでもその後はきっちりと抑え、大崩れすることなく、2点差のまま終盤へと突入する。
4回以降膠着状態だった試合が動いたのは8回、ここまで無安打無四球のパーフェクト投球を続けていた渡辺が、2死からついに大城稜雅に安打を許し、この日初めての出塁を許す。しかし、後続を断ちこの回も無失点。一方の當山は、ここまで好投を続けていたが、4番・小針遼梧にソロ本塁打を浴び、4回以来の追加点を許す。さらに6番・新井流星にもセンターへ大きな一発を打たれ、7回2死で降板した。
リードを4点に広げてもらった渡辺は、9回もマウンドに上り、この回四球こそ与えたものの無安打。結果9回を1安打完封で抑える圧巻のピッチングとなった。また、盛岡大付は、1番の松本龍哉が4打数4安打。守っても好守備が光るなど、大会注目スラッガーが存在感を示した。
勝った盛岡大付は25日(第12日)に、あすの第1試合大阪桐蔭(大阪)-近江(滋賀)の勝者と対戦する。
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