【結果速報】智弁和歌山、近江を降し19年ぶりの決勝進出! エース中西聖輝が1失点完投、3度目の夏制覇へ王手(準決勝・第1試合 智弁和歌山対近江)夏の甲子園【全国高校野球2021】
2021/08/28
<14日目 第1試合 準決勝 ○智弁和歌山 5ー1 近江●>(28日、阪神甲子園球場)
第103回全国高等学校野球選手権大会は28日、阪神甲子園球場で第14日を迎え、準決勝・第1試合で智弁和歌山(和歌山)と近江(滋賀)が対戦。磐石の試合運びを見せた智弁和歌山が、5-1で近江を降し、19年ぶりの決勝進出を決めた。
先発投手は、近江が山田陽翔、智弁和歌山が中西聖輝。試合は、初回から動きを見せた。先攻の智弁和歌山は、先頭の宮坂厚希が右中間を破る二塁打でチャンスメイクを見せると、1死後、角井翔一朗のライト線を破るタイムリーツーベースで先取点。さらに、2死三塁から岡西佑弥のタイムリーも飛び出し、近江・山田の立ち上がりを捉えて2点を先制した。
追いかける展開となった近江は3回、1年生の横田悟が無死から二塁打を放ち、レフトが処理にもたつく間に三塁へ。後続は空三振、遊ゴロに倒れたが、西山嵐大は四球を選んで2死一、三塁とし、3番・山田の三遊間を破るタイムリーヒットで1点を返した。
その後は、両投手がピンチを背負うも無失点で凌ぐ互角の展開。次の得点を奪ったのは、智弁和歌山だった。6回1死から8番・中西が安打。次打者の犠打失敗でチャンスは潰れかけたが、1番・宮坂が安打で繋ぎ、2番・大仲勝海のレフト線への2点タイムリーツーベースで欲しかった追加点を挙げた。
智弁和歌山はさらに8回、前のイニング途中から登板した近江の2番手・副島良太に対し、連打と犠打で1死二、三塁のチャンスを作り、ワイルドピッチでダメ押し点を奪った。
智弁和歌山・中西は、3回に1点を失ったが、その後は安定したピッチングで決定打を許さず。中盤以降は近江打線をほぼ完璧に封じ、1失点完投勝利を収めた。
【スコア結果速報】夏の甲子園2021 準決勝 第1試合 近江対智弁和歌山