夏の甲子園2021、大会ベストナインは? ベスト4独占の“近畿勢”に好選手揃う【編集部フォーカス】
2021/08/30
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投手部門
中西聖輝(智弁和歌山)
3試合(23回2/3)、奪三振22、与四死球8、失点4(自責点1)、防御率0.38、WHIP0.93
甲子園優勝投手に輝いた中西。強豪校の背番号「1」を背負う右腕は、大会通じて抜群の安定感を誇った。準決勝の近江戦で完投勝利を挙げると、決勝戦では4回のピンチでマウンドに上がり、強気の投球スタイルで智弁学園打線を圧倒。最後まで無失点に抑え、優秀の美を飾った。
その他にも好投手は多く、準優勝校の智弁学園からWエースの西村王雅と小畠一心、投打に強い存在感を放った山田陽翔(近江)、森下瑠大(京都国際)、代木大和(明徳義塾)なども遜色ない輝きを放った。
捕手部門
西川侑志(神戸国際大付)
4試合、打率.438(16打数7安打)、2本塁打、4打点、OPS1.408(出塁率471+長打率.938)
4番で正捕手、さらには主将としてチームの大黒柱を担い、ベスト8進出に大きく貢献した西川。エースの阪上翔也をはじめとする投手陣を好リードし、すべて1点差の接戦を演じた。打撃面では、3回戦の長崎商戦で本塁打とサヨナラ打を含む4安打3打点の大活躍。準決勝でも2試合連続弾を記録し、驚異的な粘りを見せた。
西川の他にも、決勝戦で本塁打を含む3安打と大暴れした2年生キャッチャー・渡部海(智弁和歌山)、夏初出場でチームをベスト4に導いた中川勇斗(京都国際)らも強い存在感を示した。