元ロッテ陳冠宇(チェン・グァンユウ)、与死球後の“日本式”所作が台湾で話題「これが日本で訓練された人柄」
2021/09/13
死球ですかさず謝罪
台湾プロ野球(CPBL)の楽天モンキーズ所属チェン・グァンユウ(陳冠宇)投手は13日現在、3試合の先発で、0勝1敗と未だ初勝利を挙げることができないでいる。一方で、チェンが試合中にみせた“日本式”の「礼儀正しさ」が話題を呼んでいる。
2021シーズン途中から台湾・楽天に入団したチェン。11日の中信ブラザーズ戦では、今季3度目の先発登板で6回1/3(104球)を投げ、本塁打2発を含む被安打7。まだ調整段階ともいえる登板で本調子とは言えず、死球も3つ与えた。
その死球のうちの一つ、5回裏に強打者・許基宏との対戦での一幕だった。許の肘にデッドボールを当ててしまったチェンは、悔しさを滲ませ、すかさず手で謝罪の意を示した。そして、帽子を取り一礼をしたのだ。
この一連の所作がファンの間でも「やはり日本のプロ野球の洗礼を受けた選手は礼儀正しい」、「チェンチェンかわいい」、「これが日本で訓練された人柄だ」と話題となった。
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