田澤純一、台湾プロ野球で快挙。セーブ数はチーム勝利の半分以上 ヤクルト高津監督の偉業超えも
2021/11/17
味全ドラゴンズ
狙うはセーブ王
台湾プロ野球に加入した元メジャー右腕は、多くの現地ファンに愛されている。
葉監督も「できれば、来シーズンも残ってほしい」と話しており、田澤も「まだコーチ陣と話してないが、シーズンが終わったらしっかり考えたい」としている。
味全ドラゴンズの球団セーブ記録は、ガルシアの29セーブ(1996年)だった。
葉監督は「田澤が出たいと言ったら登板させるよ。彼もセーブ王を目指すと思う、30セーブはかなり意味がある数字だ」と田澤の記録を後押しする構えだ。
セーブランキングトップは16日時点で、陳韻文(統一ライオンズ)の32セーブで、田澤は2位に位置している。ライオンズはチーム順位1位につけており、最下位チームの田澤がここに食い込んでいるのは異例とも言えるだろう。
今年のCPBLは、新型コロナの影響で中断した時期もあり、シーズンは11月中旬である今も続いている。田澤は、「もうおじさんだから、こんな時期で休憩したいよね?ワールドシリーズも終わったよ」と冗談めかしつつも、「残りのシーズンも全力で完走したい」と覚悟を決めている。
鄭仲嵐
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