【プレミア12】韓国戦力分析チーム長「大谷の攻略は可能」。侍ジャパンの右投手対策は左打者
10月9日、プレミア12に出場する侍ジャパンの最終メンバーが発表された。韓国メディアの『SPOTV』と『OSEN』では投手陣の戦力分析について報じている。
2015/10/15
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戦力分析チームを発足させた韓国
侍ジャパンの最終メンバーが発表された翌日、韓国代表が動きだした。ライバルとなる日本とチャイニーズタイペイの選手データや資料を集めるために戦力分析チームを発足させた。チーム長はキム・シジン(元ロッテジャイアンツ監督)が務め、データに強い元プロ選手達が集まった。台湾や日本に関係者を派遣し、選手の動きをチェックする。日本にはCSファイナルステージから来日する。
『OSEN』はチーム長のキム・シジンが大谷の投球を分析し、その見解を次のように伝えている。
오타니의 공을 직접 봤지만 충분히 칠 수 있다. 일본 최고 투수이지만 우리가 공략할 수 있다. 공 빠르고, 제구도 있고, 변화구도 다양하지만 기계가 아닌 이상 실투를 하게 되어있다.
大谷の球を直接見たが十分に攻略が可能だ。球が速くて変化球が多彩だが機械でない以上、失投がある。
この自信はソフトバンクとの対戦成績からきている。
今季は4試合に登板し1勝2敗、防御率6.58と分が悪かった。打線は柳田ら30発トリオが目立ったが、特に今宮健太や中村晃らは、大谷から3割以上の打率を残している。キム・シジンはこれらを例に、大谷を日本の最高の投手と認める一方で、完璧の投手ではないことを強調した。
選手分析の秘密兵器
戦力分析チームには、選手データを集めるための専門のソフトウェアがある。名前は『パーフェクトベースボールコリアVer2.0』だ。映像を通して海外選手を分析できるもので韓国プロ野球の各チームでも使用されている。過去、仁川アジア大会で優勝に貢献した実績がある。
先日、侍JAPANは稲葉篤紀コーチが渡韓して選手視察を行っている。開幕戦でぶつかるアジアのライバルとの対決。すでに両国の戦いは始まっている。
出典:『SPOTV NEWS』[프리미어12] ‘최정예’ 일본 투수진 변수, 우완-선발 편중
『OSEN』최정예 日 못 넘을 산? “오타니 공략 가능