センバツ甲子園2022の主役は誰だ! タレント揃いの新2年生「BIG4」とは【第94回選抜高校野球大会】
2022/03/01
産経新聞社
春の選抜 注目選手は?
3月18日に開幕を迎える第94回選抜高等学校野球大会。前哨戦の明治神宮大会では、既に超高校級の実力を持つ下級生の活躍が際立っていた。そこで今回は、センバツの主役と目される新2年生「BIG4」を紹介したい。
佐々木麟太郎(ささきりんたろう)
所属(学年):花巻東高(新2年)
生年月日:2005年4月18日生まれ
出身:岩手県出身
身長/体重:184センチ/117キロ
投打:右投左打
ポジション:内野手
2023年ドラフト有力候補の怪物。規格外の体格と屈指の打撃技術で、1年生から全国区選手として注目されており、MLB史上最強の本塁打王バリー・ボンズを手本とした打撃フォームは、ホームラン量産の礎となっている。
昨秋の明治神宮大会は、初の全国大会で打率.600、2本塁打、9打点と強烈なインパクトを残した。特に準決勝では、広陵(広島)相手に敗れこそしたが、高校通算49号の同点3ランを放ち、3安打5打点と打棒を爆発させたことは記憶に新しい。
疲労骨折、死球の痛みに耐えながらも圧巻の成績を挙げた「スーパー1年生」は、胸郭出口症候群手術を乗り越え、再び全国の舞台に立つ。チームの、そして高校球界の顔へと成長する大器に要注目だ。