【プレミア12】「日本の選手は投手を疲れさせる」千葉ロッテのイ・デウンらが語る侍ジャパン
10月27日からプレミア12韓国代表の練習が始まった。今季、千葉ロッテでプレーし、日本球界を経験したイ・デウンをはじめ、チームのカギを握る選手達が日本との対戦を意識している。
2015/11/02
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宿敵の投手が日本戦に闘志を燃やす
翌27日から代表練習が始まった。初日ということもあってか、ストレッチやキャッチボールなどで軽く体を動かす選手達。
開幕戦での先発が予想されているキム・グァンヒョン(SK)は、『NEWS PIM』によれば「日本戦に出場したら無条件で勝つ。日本の打者のパワーは西洋の国や韓国の選手に劣るがミート力が高い。攻略するには早いカウントで勝負するか、ボール球をうまく使って翻弄することが大切だ」と日本戦を意識した発言をしている。
キム・グァンヒョンといえば、09年WBC第1ラウンドで日本と対戦した左腕投手。日本打線に決め球のスライダーを攻略され、KOされたことが記憶に新しい。
現在も大きく曲がる「武器」は健在。今季は14勝を挙げる活躍でチームのワイルドカード決定戦進出に貢献した。最後の登板では4失点で降板となり、不完全燃焼でシーズンを終えた。その3日後にはプレミア12に向けて調整を始めた。
昨年行われた仁川アジア大会では不調だった。今大会でその借りを返そうと意気込んでいる。まだ開幕戦での先発は確定ではないものの「日本キラー」として名が通っている選手なだけに現地のファンからの期待度は高い。
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