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「21世紀枠」で初戦敗退も…自力で甲子園出場を掴んだ9校。未来に聖地につなげた高校は?

2024/01/25

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産経新聞社



2020年選出:帯広農(北海道)

戦績:―
甲子園交流試合:○4-1 健大高崎(群馬)
 

 
 2020年選抜大会に21世紀枠で選出された帯広農。しかし、新型コロナウイルス感染拡大のため大会が中止となり出場は幻に終わった。だが、翌21年の夏に北北海道代表として、甲子園出場を果たした。

 
 
 甲子園の土を踏むことで、チームに自信やモチベーションをもたらす。全国の強豪とぶつかることで、やらなければならないことが見えてくる。地元の後押しや、ナインの勇姿に憧れて有望な選手が入ってくるなど、副次的な環境の変化を生むこともあるだろう。
 
 ローマは一日にしてならず。最初から強豪だったチームはないのだ。甲子園常連校になるためには、一人のスター選手だけではなり得ず、“部”として強くなる必要がある。「21世紀枠」は、部の歴史において大きな転機となり得るはずだ。

 

 

 
【了】

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