【結果速報】近江、聖光学院を逆転で破りベスト8進出! プロ注目・山田陽翔が2試合連続完投(7日目・第1試合)【春のセンバツ甲子園2022】|第94回選抜高校野球大会
2022/03/25
甲子園 最新ニュース(高校野球最新情報)
<7日目 第1試合 2回戦 ●聖光学院 2-7 近江〇>(25日、阪神甲子園球場)
第94回選抜高等学校野球大会は25日、阪神甲子園球場で第7日を迎え、第1試合で近江(滋賀)と聖光学院(福島)が対戦。近江が7-2で逆転勝利を収め、準々決勝進出を決めた。
先攻の聖光学院は初回、制球に苦しむ近江先発・山田陽翔の立ち上がりに対し、2四球と暴投などで1死一、三塁とし、4番・安田淳平の犠飛で先制。なおも2死一、二塁から6番・高中一樹の右安で二塁走者が本塁を狙ったが、ここは近江の正確な中継プレーが勝り、タッチアウトとなった。
初回の好機は逃した近江だったが2回、聖光学院先発・佐山未來から2四球と安打で1死満塁とすると、9番・清谷大輔が左中間へ逆転の2点タイムリーツーベース。なおも続くチャンスで津田基、横田悟の1、2番が適時打、3番・中瀬樹は犠飛で走者を還し、一挙5得点の猛攻で試合をひっくり返した。
しかし、聖光学院は3回、先頭の赤堀颯が二塁打でチャンスメイク。遊ゴロの間に進塁し、3番・三好元気の犠飛で生還。点を取られた直後のイニングに1点を返した。
その後は調子を上げた両投手が好投。試合は落ち着きを見せていたが、近江は6回、四球と安打、犠打で1死二、三塁とし、9番・清谷がこの日2本目となる適時打を放ち、待望の追加点を挙げた。
近江はさらに8回、3番・中瀬のタイムリーで1点を追加。投げては先発・山田が4回以降は聖光学院打線に得点を許さず。最終回は三者凡退で締め、2戦連続で完投勝利を飾った。
勝利した近江は次戦、27日(第9日)の第1試合で、この後行われる木更津総合(千葉)VS金光大阪(大阪)の勝者と対戦する。