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【春の甲子園決勝戦】近江(滋賀)-大阪桐蔭(大阪) 今大会成績比較【選抜高校野球2022】

2022/03/31

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産経新聞社



投手成績比較


 
 投手起用については、両チーム対照的だ。
 
 近江は、エース山田陽翔が全4試合、計42イニングを一人で投げ切る。うち2試合で延長にまでもつれ込んだにもかかわらず、いずれも2失点以内に抑えた。
 
 一方の大阪桐蔭は、1回戦では背番号「10」の川原嗣貴が完投。準々決勝で、前田悠伍、別所孝亮、南恒誠がイニングを分け合い、準決勝では川原と別所で試合を投げきった。決勝では、大会No.1左腕・前田が先発すると予想される。
 
 コンディションは、圧倒的に大阪桐蔭に分がある。前田は6回86球を投げた市和歌山戦から中2日での登板。南、別所ら好リリーフを期待できる投手も控える。

 一方、山田は、170球を投じた準決勝から中0日。球数制限までは辛うじて100球以上を残すが、ここまで549球を投じた疲労と、準決勝の打席で受けた死球の影響がどこまで響くか。2番手以降の投手が今大会マウンドを経験していないことも不安材料だ。
 
<球数早見表> 1回戦-2回戦-準々決勝-準決勝=合計
●近江
山田陽翔 165-87-127-170=549
※初戦の長崎日大(長崎)戦は3月20日(日)に行われたため、投じた165球は決勝31日(木)時点の一週間500球制限には加算されない。よって決勝戦では500-(87+127+170)=116球まで投球可能となる
 
●大阪桐蔭
別所孝亮 0-0-28-50=78
川原嗣貴 108-0-0-92=200
前田悠伍 0-0-86-0=86
南 恒誠 0-0-17-0=17

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