【プレミア12】「1対0の展開だったら……」キム監督は小久保監督采配批判への気遣いも
本大会、2度目となった日韓戦は9回に韓国が驚異的な粘りを見せ、逆転勝利を収めた。これで両国による対戦成績は21勝20敗。日本が勝ち越してはいるものの、五分五分の戦いが続いている。
2015/11/20
疑惑の死球について韓国メディアでは
9回裏、無死二、三塁の場面で起こった2番打者のイ・ヨンギュ(ハンファ)の死球について日本では議論されている。
『Newsen』ではこの出来事について、中継の仕方について疑問を呈しつつも、真実を知るのは選手本人だけだと報じている。
「プレミア12ではメジャーリーグのように多角度で撮影した多様な映像を提供しなかった。中継ではスロー再生することしかしなかったため、判断しにくい出来事でもあった。だが、真実を知るのはイ・ヨンギュ本人だけだ。たとえ、当たらなかったとしてもボール球だった。150キロ超の球に喰らいついた粘りは高く評価しなければならない」
試合の明暗を分けた場面として挙げられているこの出来事については、現地でも取りあげられている。だが、一部のメディアではそれは日本が敗因を必死で探そうとする姿であり、恥さらしであると報じているところもある。
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