【プレミア12】「1対0の展開だったら……」キム監督は小久保監督采配批判への気遣いも
本大会、2度目となった日韓戦は9回に韓国が驚異的な粘りを見せ、逆転勝利を収めた。これで両国による対戦成績は21勝20敗。日本が勝ち越してはいるものの、五分五分の戦いが続いている。
2015/11/20
キム監督が小久保監督にエール
決勝進出を果たした韓国は翌日、東京ドームで練習を行った。チームを率いるキム・インシク監督は『スターニュース』の取材の中で日本戦について振り返っている。
「もし、スコアが3対0ではなく1対0ならば、大谷はより長いイニングを投げていた。そうだったら昨日のような投手継投にならなかった」
日本国内での小久保裕紀監督に対する采配批判を気にしての発言だったようだ。同時に69歳のベテラン監督から44歳の青年監督に対して次のようなエールが送られた。
「今回の敗戦は小久保監督にとって良い経験になったはずだ。もし、全勝優勝していたら感じることができないものを得ることができただろう。今後は日本チームの良きリーダーとなる」
大谷の投球をはじめ、秋山翔吾(西武)の好守を称賛したキム監督。最後の最後まで得点のチャンスを粘り強く待った結果が勝利につながったと振り返った。自チームの勝利を喜ぶとともに、日本に対する敬意も決して忘れることはなかった。
出典:『chosen.com』오타니, 속타니
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