【プレミア12】「韓国も彼のような先発投手の育成を」最後まで大谷へ称賛の言葉を送ったキム監督
初開催となったプレミア12は韓国がアメリカに8対0と快勝し、初優勝を飾った。チームの指揮を執ったキム・インシク監督は大会を振り返った。
2015/11/23
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今後の韓国の課題
全8試合で48得点と強力打線を形成した韓国。プレミア12では世界一になったが、チームには課題があることをキム監督は指摘した。その内容を次のように述べている。
「韓国は水準の高い投手を育成しなければならない。大谷のように回が進んでも球威が落ちない先発投手がたくさん出てきてほしい。投げ込みばかりを行うのではなく、体力をつける練習とのバランスを考えて計画を練っていくことが重要だ」
先発投手の成績を振り返ると8試合中、5回以内で降板したのは7試合にものぼる。早期降板により中継ぎ投手の負担が大きくなってしまったことを気にかけた。
また、もう1つの課題として今後の代表監督についても言及した。
「日本のように専任監督制は必要だ。これまで2回、WBCの監督を務めたが、負担が大きかった。当時はプロ野球の監督も兼任していたのでさらに重圧があった。今後は若い監督と上層部の人たちが協議をしてよい方向に導いてほしい」
今大会でも相当な重圧の中で臨んでいたようだ。大仕事を終えた安心感と共に、すでに韓国球界の未来を見据えていた。
出典『スターニュース』’금의환향’ 김인식 감독 “프리미어12 한일전, 최고의 경기”
『SPOTV』[영상 대표팀 귀국 인터뷰] 김인식 감독 “일본전, 인생에 큰 의미로 남아”
『スポーツ傾向』[프리미어12 우승] 꼼수 일본에 부러웠던 딱 하나 ‘오타니 쇼헤이’ 존재