髙橋光成よりも…荒井監督が明かす前橋育英史上最高のエースピッチャーとは?
2022/06/21
産経新聞社
進学先でも期待される存在に
特別なことなどない。自分の責任だと攻め、号泣してからわずか3カ月。外丸が「エース」として成長を遂げたのは、一喜一憂するのではなく、地道に、平常心でやるべきことをやり続け、積み重ねた結果だ。私だけでなく、その姿を見てきた全員が「外丸で負けるなら仕方ない」と信じて託し、群馬勢としては初の夏の大会五連覇も成し遂げた。
そしてこの春、外丸はAO入試で慶応大に進学した。これまで東京六大学の明治大や立教大へ進んだOBはいるが、慶応大は初めて。野球の実績は問わず、全国有数の進学校も含めた7人の受験者の中で、合格者は外丸だけ。4月24日に行われた立大戦に初先発するなど活躍の場を広げ、慶大の堀井哲也監督も期待を寄せてくれている。
どんな場所にいても、ひたむきに努力を重ねる姿が目に浮かぶ。いつか神宮球場で、高校時代の監督としてではなく、一人の野球ファン、外丸ファンとしてビールを片手に試合を見る。新たな楽しみができた。
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荒井直樹監督指導論の集大成
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