【結果速報】国学院栃木、開幕戦を制し2回戦進出 日大三島破り夏初勝利（1日目・第1試合）【夏の甲子園2022】
2022/08/06
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＜1日目・第1試合 1回戦 ●日大三島 3-10 國學院栃木〇＞（6日、阪神甲子園球場）
第104回全国高等学校野球選手権大会は6日、阪神甲子園球場で第1日を迎え、開幕ゲームとなる第1試合で日大三島（静岡）と国学院栃木（栃木）が対戦。2桁得点の猛攻を見せた国学院栃木が10-3で日大三島を降し、夏の甲子園初勝利。2回戦進出を決めた。
国学院栃木は2年生エースの盛永智也、日大三島は「4番・投手」を務める大黒柱・松永陽登が先発した。試合が動いたのは2回表、日大三島は先頭の松永が左中間を破る三塁打で出塁。続く野口央雅がレフトへ飛距離十分の当たりを打ち上げ、犠飛で先制点を挙げた。
日大三島はさらに4回、1死から4番・松永が今度は二塁打でチャンスメイク。その後6番・永野陽大にセンターの頭を超えるタイムリースリーベース、7番の1年生・綱島健太に三塁線を破るタイムリーツーベースが飛び出し、2点を追加した。
一方の国学院栃木は4回裏、1死から連打でチャンスを作ると、7番・武田歩大の遊撃への打球が失策を誘い得点。続く8番・盛永には適時打が飛び出すと、なおも1死一、三塁の場面で捕手の三塁送球が走者に当たり、後ろへ逸れる間に本塁へ生還。この回一気に3点を奪い、同点に追いついた。
国学院栃木は、直後の5回に三連打で無死満塁のピンチを迎えたが、マウンドの盛永がクリーンアップを抑え、無失点で凌いだ。するとその裏、1死一塁から4番・平井悠馬の打球はレフト線を破り、一塁走者が一気にホームイン。鮮やかな攻撃で勝ち越しに成功し、日大三島のエース・松永をノックアウトした。
後半戦も、国学院栃木がゲームを優位に進めた。６回、槙本嵩大のタイムリーを皮切りに一挙4得点のビッグイニング。8回にも鈴木友の適時三塁打などで2点を加えた。
国学院栃木・盛永は、球数を要しながらも気迫のピッチング。5回以降はスコアボードに0を並べ、9回を投げ切り完投勝利を飾った。
勝利した国学院栃木の次戦は、13日（大会第8日）の第3試合。夏連覇を目指す前回王者・智弁和歌山（和歌山）と対戦予定だ。