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プロ入りせずとも記憶に残る…夏の甲子園で輝きを放った選手6人|全国高校野球選手権大会

2023/08/24

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産経新聞社



林裕也(駒大苫小牧)

出身:北海道
ポジション:内野手
投打:右投左打
 
 田中将大(現:東北楽天ゴールデンイーグルス)らを擁して、夏連覇(2004-05年)を達成した駒大苫小牧。強打のセカンドとして実力を発揮し、2005年にはキャプテンも務めたのが林裕也だ。
 
 2年夏(2004年)の甲子園では、涌井秀章(現:中日ドラゴンズ)からホームランを放つなど、横浜(神奈川)を相手にサイクルヒットを達成。同年は18打数10安打、打率.556という数字を残した。3年夏(2005年)はリードオフマンとして打線を牽引。再び打率.556をマークし、優勝の原動力となっている。
 

 
 甲子園で打ちまくった林は駒澤大学に進学し、1年時から主力として活躍。3年春は打率.400で首位打者とベストナインを獲得した。しかし、キャプテンを任された4年時は極度の不振に陥り、結果を残すことができなかった。
 
 その後は社会人野球の強豪・東芝でプレーを続け、高校・大学に続いて主将にも就任。2019年からは母校・駒澤大学の硬式野球部コーチに就任し、選手の指導にあたっている。今後、林コーチの指導を受けた選手のプロで活躍する姿に期待したい。

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