強打炸裂!夏の甲子園最高の本塁打バッター6人|全国高校野球選手権大会
2023/08/02
産経新聞社
藤井進(宇部商)
出身:山口県
投打:右投右打
生年月日:1967年7月25日
1985年(第67回大会)で4本の本塁打を記録した藤井進。同大会は清原が凄まじい活躍を見せ続けたが、藤井も長打力を発揮した選手の1人だった。
同大会の3回線、東農大二(群馬)相手に2本塁打を放つ。それまでも9打数4安打と好調を維持していたが、この試合からさらに波に乗った印象が強かった。2本塁打はいずれも3ランで、1人で6打点を記録する活躍を見せた。
その後、鹿児島商工との準々決勝、東海大甲府との準決勝戦でも本塁打を放ち、3試合連続で本塁打を放つ。フォロースルーは左手1本になりながら、それでもスタンドまで運んでいく打球は芸術的だった。
甲子園で活躍した藤井だったがプロには進まず、青山学院大学に進学。「たられば」にはなるものの、藤井がプロに入っていたらどういった成績を残したのか、今でも想像する人はいるはずだ。