【高校野球】甲子園とは無縁だったドラフト候補たち…地区別厳選7人
2022/08/17
産経新聞社
近畿 西村瑠伊斗(京都外大西)
この夏、京都大会を沸かせたスラッガー。高校では外野手兼投手として活躍し、打っては高校通算54本塁打、投げては最速147キロをマークした野球センス抜群の選手だ。
1年夏からレギュラーの座をつかみ、2年夏は「2番・ライト兼ピッチャー」として府大会準優勝に貢献。2年秋にはエースナンバーを背負い、府大会では5試合に登板し2完封、打っては5本塁打と大暴れした。
今夏はバットで猛アピール。6試合中4試合で本塁打を放ち、打率.611(18打数11安打)、4本塁打、10打点と打ちまくった。京都大会4本塁打は炭谷銀仁朗(現・東北楽天ゴールデンイーグルス)に並ぶ最多タイ記録。コールド負けを喫した準決勝の龍谷大平安戦では第3打席から3連続四球と勝負を避けられたが、それも強打者の証だ。