”甲子園のスター”から一転…プロ野球で挫折を味わった主役6人|全国高校野球大会
2024/08/10
産経新聞社
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第106回全国高等学校野球選手権大会が8月7日から阪神甲子園球場で開幕。今年も夏の王者をかけて、連日熱い戦いが繰り広げられている。“聖地”で輝いた選手がプロで一流の活躍を見せる例も多くある一方で、上の舞台では実力を発揮できなかったものもいる。ここでは、プロ野球で挫折を味わった甲子園のスターを紹介する。
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斎藤佑樹
投打:右投右打
身長/体重:176センチ/77キロ
生年月日:1988年6月6日
経歴:早稲田実-早稲田大
ドラフト:2010年ドラフト1位
早稲田実(西東京)のエースとして3年夏に甲子園優勝投手となった斎藤佑樹。“ハンカチ王子”の愛称で話題を呼んだ。
決勝戦では、田中将大を擁した駒大苫小牧高(南北海道)と対戦。延長15回の死闘も決着は付かず、翌日の再試合まで一人で投げ抜き、深紅の大優勝旗を手にした。
ドラフト1位候補と目されていたが、早稲田大への進学を決断。1年春から主戦を担い、大車輪の活躍を見せた。4年間でリーグ戦通算30勝、300奪三振に到達。通算防御率1点台と圧倒的な成績を残し、4年秋にはエース兼主将としてチームを大学日本一(明治神宮大会優勝)に導いた。
ドラフト会議では4球団競合の末、2010年ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団。ルーキーイヤーから6勝を挙げると、プロ2年目には開幕投手を務めるなど順調なスタートを切った。しかし、その後は度重なる故障や不振に苦しんだ。全盛期の投球は影を潜め、プロ10年間で15勝どまり。2021年限りで現役生活の幕を下ろした。