【結果速報】仙台育英、聖光学院降し7年ぶりの決勝進出! 大差で”東北勢対決”制す(準決勝・第1試合)|夏の甲子園2022
2022/08/20
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<13日目・第1試合 準決勝 仙台育英 18―4 聖光学院>(20日、阪神甲子園球場)
第104回全国高等学校野球選手権大会は20日、阪神甲子園球場で第13日を迎え、準決勝・第1試合で仙台育英(宮城)と聖光学院(福島)が対戦。仙台育英が“東北勢対決”を大差で制し、7年ぶりの決勝進出を決めた。
仙台育英は2年生右腕・高橋煌稀、聖光学院は背番号「10」の左腕・小林剛介が先発。試合は、初回から動きを見せる。
先攻の仙台育英は、無死一、三塁の絶好機を作ったが、スクイズ失敗などもあって無得点に終わった。その裏、聖光学院は1死一、三塁から4番・三好元気の適時打で先制に成功。さらに満塁と攻めたが、投併殺打で追加点は奪えない。
すると、仙台育英は2回、四球と二塁打で無死二、三塁とし、7番・秋元響の適時打ですぐさま同点。さらに、8番・高橋のレフト線を破る2点タイムリーで一気に勝ち越すと、その後は打線が猛攻を見せた。リリーフした聖光学院のエース・佐山未来もとらえ、相手のミスも絡んでこの回一気に11得点を挙げた。
聖光学院・佐山は、劣勢の中でも強力打線に立ち向かい、6回までを投げ切った。打線は14点差となった6回裏、仙台育英・湯田統真から1死満塁のチャンスを作ると、2本の適時打と押し出し四球で反撃の3点を返した。
一方の仙台育英は、その後も効果的に得点を重ね、計19安打18得点。投手陣も高橋、湯田、仁田陽翔の2年生リレーで主導権を渡さず、18-4で勝利。「白河の関越え」に王手をかけた。