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この夏立ちはだかった宮城のライバル校たち…仙台育英の甲子園までの道のりを振り返る【高校野球】

2022/08/20

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産経新聞社



立ちはだかった新鋭校のエース

 2回戦は昨夏の県大会で敗れた仙台商に7-0、3回戦は仙台高専名取に12-0と2試合連続コールド勝ちで駒を進め、準々決勝では日本ウェルネス宮城と対戦。日本ウェルネス宮城は2020年創部の新鋭校だが、昨春、今春といずれも準々決勝で当たり、昨春は8-5、今春は9-2で勝利していた。
 

 
 1期生として1年次からチームを引っ張ってきた日本ウェルネス宮城のエース・早坂海思にとっては、三度目の正直。特に今春の対戦では、先発し4回途中6失点と苦杯を嘗めていた。この試合は序盤から制球に苦しむも要所を締め、4回まで無失点。しかし5回に犠飛で1点を失うと、7回には齋藤陽の適時打などで2点を追加され、この回でマウンドを降りた。仙台育英は高橋、古川の継投で相手打線を封じ4-0で勝利したが、簡単につかめた1勝ではなかった。

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