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夏の甲子園2022、決勝戦展望~仙台育英(宮城)編~ 見どころ・注目選手・スタメン成績一覧|全国高校野球選手権大会

2022/08/21

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産経新聞社



夏の甲子園 高校野球 最新情報(最新ニュース)

 第104回全国高等学校野球選手権大会は22日、阪神甲子園球場で最終日となる第14日を迎え、仙台育英(宮城)対下関国際(山口)(14時00分開始予定)が開催。両校が初優勝をかけた頂上決戦に挑む。試合に先立ち、仙台育英のレギュラーメンバー、注目選手から見どころを探る。

 

 
 高い総合力を見せつけ、7年ぶりの決勝進出を決めた仙台育英。投打に充実の戦力を誇り、“東北勢対決”となった準決勝・聖光学院(福島)戦では大差で勝利し、最高のチーム状態で大一番に臨む。
 
 投手陣は5人の継投で勝ち上がっており、全員が最速140キロ超を計測する豪華な布陣。準決勝では背番号「1」の古川翼(3年)、左腕・斎藤蓉(3年)を温存した。最多投球回は右腕・高橋煌稀(2年)の10イニング。肩・肘などへの負担が抑えられており、決勝戦でもあらゆる投手起用が可能だろう。

 一方の攻撃陣は、4試合で計39得点を挙げている。準決勝のスタメン9人中7人が打率3割を超えており、特に遠藤太胡(3年)はチームトップの打率.571(14打数8安打)、7打点を記録。リードオフマンの橋本航河(2年)、9番を打つ司令塔・尾形樹人(2年)も5割近い打率を残している。また、強攻策だけでなく機動力や小技も絡め、多様なパターンで得点を演出している。
 
♢今大会の戦績
2回戦:10-0 鳥取商(鳥取)
3回戦:5-4 明秀日立(茨城)
準決勝:6-2 愛工大名電(愛知)
準決勝:18-4 聖光学院(福島)

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