夏の甲子園2022決勝戦|仙台育英(宮城)vs 下関国際(山口) 今大会成績比較【高校野球】
2022/08/22
産経新聞社
打撃成績比較
仙台育英は、4試合で計39得点を挙げる攻撃陣。準決勝では聖光学院を相手に18得点を挙げるなど打線を爆発させた。チーム打率は驚異の4割超え。高い出塁率に加え、本塁打こそ出ていないが長打率.504と火力も十分だ。橋本航河、遠藤太胡らを中心に展開される抜け目のない打線に、積極的な走塁も目立ち、足を絡めた攻撃にも注目だ。
下関国際は、大阪桐蔭・前田悠伍や近江・山田陽翔ら今大会屈指の好投手らを相手に、4試合で27得点、1試合平均6.75点を挙げた打線。こちらも本塁打こそ0本だが、赤瀬健心、賀谷勇斗ら好打者が並ぶ。犠打数は14と多く、ここぞの場面でもスクイズを決めることができる器用さを持ち合わせる一方、一球一球食らいつく粘り強さも備えており、最後まで気を緩めることを赦さない。