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夏の甲子園2022決勝戦|仙台育英(宮城)vs 下関国際(山口) 今大会成績比較【高校野球】

2022/08/22

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産経新聞社



投手成績比較


 
 仙台育英は、厚い選手層を誇り、全員が最速140キロ以上を計測する“140キロクインテット”が売り。ここまで5人をそれぞれ満遍なく起用する投手運用で負担を分散しながらも、チーム防御率2.25と安定感抜群だ。守備陣も初戦こそ2つの失策を記録したが、3回戦以降は準々決勝の1つのみ。信頼できるバックの守りも躍進の一因だ。
 

 
 一方、下関国際は、古賀康誠→仲井慎の継投で勝ち上がってきた。両投手ともにここまで防御率1点台と好投を続けている。しかし、古賀、仲井はともに5日以内に120球を超える球を投じており、大会を通じた合計はそれぞれ古賀(356球)、仲井(273球)と、疲労蓄積への懸念は否めない。それでも強打の優勝候補たちを抑え込んできたチーム力は、決勝の大舞台でも発揮されるはずだ。
 

<球数早見表> 2回戦-3回戦-準々決勝-準決勝=合計
●仙台育英
古川翼  19-53-52-0=124
斎藤蓉  11-31-71-0=113
高橋煌稀 60-46-0-37=143
仁田陽翔 20-0-0-61=81
湯田統真 7-31-0-84=122
 
●下関国際
古賀康誠 117-82-127-30=356
仲井慎  42-52-49-130=273
松尾勇汰 0-16-0-0=16

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