彗星の如く現れた大砲…東日本国際大・上崎彰吾は夢のプロ入りを果たせるか
2022/09/12
川浪康太郎
プロ野球ドラフト会議 最新情報
全日本大学野球選手権で大会新4本塁打
6月の全日本大学野球選手権でベスト4に入り、大学野球界を沸かせた東日本国際大。中でも、上崎彰吾外野手(4年=青森山田)の4試合連続弾は大きな衝撃を与えた。その上崎は、9月3日にプロ志望届を提出。南東北大学野球秋季リーグ戦で最後のアピールに励んでいる左の好打者に、現在の心境を聞いた。
リーグ戦では通算1本塁打
上崎は青森県三沢市出身で、高校時代は地元の強豪・青森山田で内野手としてプレー。2年次の春、秋に打線の主軸として東北大会に出場すると、3年夏も県大会で打率4割を残すなどバットで結果を残した。
東日本国際大では2年秋からリーグ戦に出場。身長174センチと大きくはないが徐々にパンチ力が備わり、3年秋には「5番・右翼」の座をつかむ。打率2割5分(40打数10安打)ながら10試合で12打点をたたき出す勝負強さを発揮し、打点王と優秀選手賞、ベストナインを獲得。山形大1回戦ではリーグ戦第1号もマークし、強打者の片鱗を見せるシーズンとなった。