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2016年ドラフト有力株の社会人野手は? 若き逸材多い、内野手に注目【横尾弘一のプロにつながる社会人野球】

2016年も社会人野球にはドラフト指名有力な選手が揃う。特に内野手に注目したい。

2016/01/13

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グランドスラム



オリ西野の後釜・長谷川も注目

 
logo吉田幸一朗
 
 右打ちの内野手では、長谷川拓真(JR東日本)が筆頭格。
 
 最近5年間で13名をプロへ送り込んでいるJR東日本で、西野真弘(オリックス)の後釜として二塁の定位置をつかんだ。接戦の終盤に守備固めと交代するなど、守備面にはやや課題を抱えるが、パンチ力を秘めた打撃やアクレッシブな走塁など高い総合力を誇る。
 
 板倉健人(日本新薬)は166cm・72kgと小柄だが、それを感じさせないスピードが武器。ゴロへの入り方もよく、スローイングまでの動きに流れがある。高卒3年目では、中山悠輝(東京ガス)が群を抜く。184cm・83kgの恵まれた体を持て余さず、柔らかなグラブさばきと長打力のある打撃に豊かな将来性が見て取れる。昨年9月のアジア選手権では日本代表にも選ばれており、左右の動きを磨いてさらなる飛躍を目指す。
 
 外野手では、水野一世(トヨタ自動車)、三浦大和(Honda)、藤本知輝(JFE西日本)、吉田幸一朗(日立製作所)らがパワーと確実性を備えており、手銭竜汰(日本通運)、後藤大輝(伯和ビクトリーズ)、中村優作(三菱自動車岡崎)はスピードを生かすタイプ。捕手ならば、戸柱恭孝(横浜DeNA)の後釜になるであろう大城卓三(NTT西日本)の成長に期待したい。

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