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来春選抜の前哨戦…神宮大会、注目高校生投手5人(4)初出場へ導いた4番エース

2022/11/16

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産経新聞社、川浪康太郎



明治神宮大会最新情報

 18日に開幕する第53回明治神宮野球大会。大学の部にとっては現チームの集大成を見せる場、高校の部にとっては来春選抜の前哨戦ともいえる舞台で、アマチュア野球シーズンを締めくくる一大イベントだ。今回は、大会に出場する高校生投手の注目選手を紹介する。

 

 

友廣陸(北陸2年)

 北信越大会で34年ぶりの王者に輝き、明治神宮大会初出場を決めた北陸。「エースで4番」としてこのチームの中心を担う。
 
 身長185センチと高身長の右腕。130キロ台後半のストレートが武器で、制球力も高い。北信越大会では全4試合に登板し、2試合で完投。計24回3分の1を投げ防御率1.11、打っては打率.385と抜群の成績を残した。準決勝の福井商戦では154球を投じ、決勝の敦賀気比戦は3番手で登板。タイブレークをしのぐ熱投を見せ、強豪に土を付けた。
 

 
 福井大会3位から北信越の頂点に立った北陸は、今大会の台風の目となれるか。友廣の投打にわたる活躍がその可能性を引き上げることとなるだろう。



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