春のセンバツ甲子園2023、出場校を予想 選考委員会の行方は？｜第95回記念選抜高校野球大会
2023/01/24
近畿地区（6校＋明治神宮枠1校）
＜近畿大会＞
優勝 大阪桐蔭（大阪）
準優勝 報徳学園（兵庫）
ベスト4 龍谷大平安（京都）、智辯和歌山（和歌山）
ベスト8 高田商（奈良）、彦根総合（滋賀）、履正社（大阪）、社（兵庫）
大阪桐蔭（大阪）が明治神宮大会で優勝したことで、近畿地区は7枠を得た。地区大会準優勝の報徳学園（兵庫）、ベスト4に入った龍谷大平安（京都）、智辯和歌山（和歌山）は当確と言える。
大阪桐蔭は昨年、夏の甲子園こそ優勝を逃したが「全国3冠」を達成しており、主将でエースの前田悠伍投手が引っ張る新チームも圧倒的な強さを誇る。報徳学園も地区大会決勝で大阪桐蔭相手に0－1と接戦を演じており、実力は十分。盛田智矢投手、堀柊那捕手のバッテリーはドラフト候補に挙がる逸材だ。
残る3枠は地区大会ベスト8の4校から選ばれることとなりそうだが、準々決勝で智辯和歌山に0－7と完敗した社（兵庫）が、同じ兵庫の報徳学園が当確していることもあり劣勢か。ただ高田商（奈良）も地区大会2試合で計1得点しかできていないことから決め手を欠いており、1回戦敗退ながら大阪桐蔭と3－6の好ゲームを展開した神戸国際大付（兵庫）も7枠目の争いに加わるかもしれない。
地域性の観点では不利に働くもののチーム力は申し分ない履正社（大阪）、準々決勝で大阪桐蔭・前田相手に4得点した彦根総合（滋賀）は選ばれる可能性が高いと言えるだろう。