悔しいドラフト指名漏れを経て…注目選手5人の進路は?【高校生・投手編】
2023/01/27
産経新聞社
小笠原天汰(国士舘)
最速148キロのストレートに多彩な変化球を織り交ぜる右腕。高校時代は背番号10で中継ぎが主戦場だったが、プロも注目する実力を持つ。卒業後は独立リーグの富山GRNサンダーバーズでプレーする予定だ。
高校では2年次までは登板機会が少なかったが、3年夏は主にリリーフとして西東京大会4強入りに貢献。準々決勝では選抜4強の国学院久我山相手に3回1失点と好救援し、準決勝では東海大菅生に敗れたものの5回3分の2、1失点と好投した。威力のある直球で押す投球を見せた一方、先発で試合をつくる能力や変化球の精度の高さもアピールし、一夏で大きく成長を遂げた。
独立リーグのため、最短1年でドラフト指名を受ける可能性がある。入団1年目から登板機会を得て、投手としての幅をさらに広げていきたい。