頂点に立つのはどこ? 選抜高校野球の優勝候補5校【春のセンバツ甲子園2023】
2023/03/10
産経新聞社
高校野球 春の選抜甲子園 最新情報(最新ニュース)
第95回記念選抜高等学校野球大会が、3月18日に開幕。開催に先立ち、10日には組み合わせ抽選会が行われ、最初の対戦カードが決定することとなる。出場全36校の頂点に立つのはどの高校になるだろうか。ここでは、実力校がひしめく今大会の優勝候補5校を厳選し、チームの特徴などを紹介する。
大阪桐蔭(大阪)
優勝候補筆頭は、昨秋の明治神宮大会を制した大阪桐蔭か。投打ともにタレント揃いで、史上初となる2度目の選抜連覇を射程圏内に入れている。
投手陣の中心は、エース兼主将の前田悠伍投手(2年)。「世代ナンバーワン左腕」との呼び声も高く、今大会も他チームの脅威となるだろう。140キロ台中盤の速球を武器に持つ南恒誠投手(2年)、期待の
1年生・南陽人投手ら、右の好投手も控える。
野手陣では、大型遊撃手・小川大地内野手(2年)や、昨秋の明治神宮大会で5割を超える打率を残した山田太成外野手(2年)が打線を引っ張る。勝負強さが光る徳丸快晴外野手(1年)、強打を誇るラマル・ギービン・ラタナヤケ内野手(1年)ら、中軸を打てるスケールの大きい1年生野手も多い。
昨夏の甲子園は準々決勝で敗れ、悔しさを味わった。再び聖地で頂点に立つことはできるか、注目が集まる。