頂点に立つのはどこ? 選抜高校野球の優勝候補5校【春のセンバツ甲子園2023】
2023/03/10
産経新聞社
広陵(広島)
大阪桐蔭、仙台育英に劣らぬ選手層を誇るのが、昨秋の明治神宮大会準優勝校の広陵。投打のバランスが良く、2003年以来の優勝を十分に狙えるチームだ。
投手陣は、昨秋の中国大会で全4試合に先発し防御率0.39をマークした左腕・倉重聡投手(2年)、エースナンバーを背負う最速145キロ右腕・高尾響投手(1年)、中継ぎで存在感を示している横川倖投手(2年)ら注目選手が揃う。
野手陣は、左のスラッガーで今秋ドラフト候補に挙がる真鍋慧内野手(2年)を筆頭に、強打のリードオフマン・田上夏衣外野手(2年)、長打力が光る只石貫太捕手(1年)らが名を連ね、強力打線を形成する。昨秋の明治神宮大会決勝でも大阪桐蔭の投手陣から5得点しており、甲子園でも爆発が期待される。
選抜優勝からはしばらく遠ざかっているが、伝統校の意地を見せ、頂点に上り詰めたい。