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頂点に立つのはどこ? 選抜高校野球の優勝候補5校【春のセンバツ甲子園2023】

2023/03/10

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産経新聞社



東邦(愛知)

 
 選抜で歴代最多5回の優勝経験を誇る東邦も、日本一を狙えるポテンシャルを持つ。
 
 投手陣の大黒柱は最速149キロ右腕の宮國凌空投手(2年)。すでに実績十分の好投手で、昨秋の東海大会も全3試合に先発しエースの役割を果たした。投打で活躍する岡本昇磨外野手(2年)、長身右腕の山北一颯投手(2年)らも140キロ台の速球を持っており、宮國一人に頼ることなく継投でも白星をつかむことができる。
 

 
 野手陣も強力で、昨秋の明治神宮大会で大阪桐蔭・前田悠伍投手(2年)から本塁打を放った中村騎士内野手(2年)が打線を引っ張る。2019年選抜優勝メンバーである石川昂弥(現中日)を兄に持つ石川瑛貴内野手(2年)ら、中軸を打つ野手の爆発にも期待がかかる。
 
 昨秋の明治神宮大会は、初戦で大阪桐蔭相手に1-9と大敗を喫した。選抜の舞台では、東海王者の意地を見せつける。

 

 
【了】

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