悲願の“聖地”へ…注目集めるセンバツ甲子園の初出場5校【春の選抜高校野球2023】
2023/03/19
産経新聞社
城東(徳島)
「21世紀枠」で選出され、1996年の創部以来初の甲子園出場を勝ち取った。県内屈指の進学校で、部員は13人(うち1人はマネージャー)と少数ながら、県大会で上位に食い込む実力をつけてきた。
2022年度は県大会で春8強、夏4強、秋4強と安定した成績を残した。中でも、新チームで臨んだ秋は初戦から3試合連続でコールド勝ち。準決勝の鳴門渦潮戦は大敗したが、3位決定戦では徳島商相手に4-5と善戦した。
最大の特徴は機動力で、昨秋の県大会では5試合で14個の盗塁を記録している。1番を打つ俊足の加統蒼眞内野手(2年)が打線を引っ張る。投手陣は岡一成投手(1年)と投打で活躍する清重登揮外野手(2年)の二枚看板に注目だ。
選抜で勝利すれば、徳島県勢としては2014年の池田以来となる。県民の期待を背負い、初の大舞台に臨む。