悲願の“聖地”へ…注目集めるセンバツ甲子園の初出場5校【春の選抜高校野球2023】
2023/03/19
産経新聞社
石橋(栃木)
「21世紀枠」で選出され、春夏通じて初の甲子園出場を決めた。2016、20年にも21世紀枠の関東・東京地区推薦枠に選ばれたがいずれも最終的には落選しており、“3度目の正直”で選抜切符を掴み取った。
昨秋は県大会でベスト4入り。初戦から3回戦まで、3試合連続で二桁得点を挙げコールド勝ちを収めた。リードオフマンの大金莉久捕手(2年)、4番に座った入江祥太内野手(1年)が打線の軸を担う。
投手陣は、昨秋の県大会で5試合中4試合に登板した左腕の藤巻翔汰投手(2年)と、恵まれた体格を持つ右腕の小林真大投手(2年)が中心。投打のバランスに優れたチームだ。
県立の進学校で、限られた練習時間の中で実力を磨いてきた。ようやくたどり着いた舞台でどんな野球を見せてくれるか、楽しみだ。
【了】