今大会の“主役”に!? 注目の今秋ドラフト候補5人(西日本編)【春のセンバツ甲子園2023】
2023/03/20
産経新聞社
真鍋慧(広陵)
野手の注目度ナンバーワンは、「広陵のボンズ」の異名を持つこの男か。恵まれた体格から強烈な打球を飛ばす、世代屈指の左のスラッガーだ。
広陵では1年秋から4番に座ると、全国デビューとなった明治神宮大会で打率.533(15打数8安打)、1本塁打と好成績を残し、一気に注目度を高めた。2年春の選抜は2回戦で敗れたものの、初の聖地でも打率.571(7打数4安打)をマーク。新チームで臨んだ昨秋の明治神宮大会でも、東海大菅生戦と大阪桐蔭戦で本塁打を放つなど打棒が爆発した。2本塁打はいずれも右翼席へ運ぶ特大弾だった。
全国の舞台でアピールを続けてきたが、まだ頂点には立てていない。チームを優勝に導くアーチを描くことはできるか、注目が集まる。