今大会の“主役”に!? 注目の今秋ドラフト候補5人(東日本編)【春のセンバツ甲子園2023】
2023/03/20
産経新聞社
高校野球 春の選抜甲子園 最新情報(最新ニュース)
3月18日に開幕する第95回記念選抜高等学校野球大会。激戦を勝ち抜いてきた出場校たちが、春・王者をかけてしのぎを削る。また、今秋のドラフト候補選手も多数登場。選手にとっては、スカウト陣にアピールする絶好の機会となる。今回は、センバツ甲子園に出場する東日本のドラフト候補5人を厳選して紹介する。
平野大地(専大松戸)
最速151キロの直球が光る本格派右腕。スライダー、カーブなどの変化球を織り交ぜた投球は魅力的で、今秋ドラフトの上位候補に挙がりそうな逸材だ。
本格的に投手を始めたのは高校に入学してから。メキメキと頭角を現し、2年夏の県大会では150キロを計測した。2年秋は県大会優勝に貢献。市船橋との準決勝では自己最速をさらに更新する151キロをたたき出し、11回173球完投勝利を挙げた。続く関東大会は怪我の影響で先発を回避したものの、3試合に中継ぎ登板し、好救援でチームを準優勝に導いた。
自身初となる全国のマウンドで、どんな投球を見せるか。そして、専大松戸の選抜初勝利、藤浪晋太郎投手(当時大阪桐蔭、現アスレチックス)らが持つ大会最速記録(153キロ)の更新はあるか。大きな注目が集まる。