今大会の“主役”に!? 注目の今秋ドラフト候補5人(東日本編)【春のセンバツ甲子園2023】
2023/03/20
産経新聞社
日當直喜(東海大菅生)
190センチの高身長から、最速148キロの直球を投げ下ろす大型右腕。昨秋の明治神宮大会ではわずか10球で緊急降板する悔しさを味わったが、今度こそ全国の舞台でその名を轟かせたい。
高校では1年秋から登板機会をつかみ、エースナンバーを背負った2年秋に大飛躍。都大会の3回戦から決勝まで4試合連続で完投勝利を挙げるなどタフネスぶりを発揮し、計44回を投げ防御率0.82と抜群の数字を残した。特に国士舘との準々決勝での投球は、12回177球を投げ10奪三振1失点(自責0)と圧巻だった。
前監督の解任騒動で揺れた東海大菅生だが、無事選抜の出場権を勝ち取った。チームの実力は十分で、その鍵を握るのが日當の投球だ。聖地でもエースの役割を果たせるか。