今大会の“主役”に!? 注目の今秋ドラフト候補5人(東日本編)【春のセンバツ甲子園2023】
2023/03/20
産経新聞社
青野拓海(氷見)
投げては最速143キロの直球と多彩な変化球を操り、打っては高校通算16本塁打の長打力を誇る。投打でチームの軸を担う右投げ右打ちの注目選手だ。
中学では捕手だったが、高校で本格的に投手に挑戦。2年夏に「3番・エース」としてチームを県大会準優勝に導くと、秋は大車輪の活躍を見せた。県大会は準決勝で自己最速143キロを計測し、決勝では3ランをマーク。エースを務める一方、先発マスクをかぶる試合もあった。北信越大会では遊学館との初戦で12回192球完封勝利を挙げ、さらに注目度を高めた。
氷見は21世紀枠で選抜切符を手にした。30年ぶりの大舞台で、チームに勝利をもたらすことはできるか。青野の打撃、投球、守備すべてに期待がかかる。
【了】