夏の甲子園連覇へ…王者・仙台育英の注目選手5人。超高校級のプレーヤーたち
2023/07/05
川浪康太郎
夏の甲子園 高校野球 最新情報(最新ニュース)
第105回全国高校野球選手権宮城大会は7月7日に開幕する。優勝候補の大本命は、夏の甲子園連覇を目指す仙台育英。今夏も圧倒的な戦力を誇る。開幕直前、この夏の活躍に期待がかかる仙台育英の注目選手5人を厳選し、紹介する。
湯田統真(3年)
昨夏は「140キロクインテット」が話題を呼んだ仙台育英の投手陣。その一角を担っていた高橋煌稀投手(3年)、湯田統真投手(3年)、仁田陽翔投手(3年)はその後も進化を続け、今春の東北大会では3人そろって150キロ以上を計測した。中でも成長著しいのが右腕の湯田だ。
背番号「18」で臨んだ昨夏の甲子園は3試合に登板。秋も東北大会や明治神宮大会などの大舞台で着実に経験を積み、センバツでは3試合、11回を投げ無失点と好成績を残した。
今春は県大会で150キロを計測すると、東北大会でも150キロ台を連発。2回完全投球を披露した盛岡三戦では自己最速153キロをたたき出した。
センバツ以降球速が急激に伸びているが、スライダーも一級品で完成度の高い投手。最後の夏もスタンドを沸かせる投球を見せてくれるはずだ。