波乱は起こるか!?「打倒・仙台育英」に燃える注目選手5人。夏の甲子園への行方は?
2023/07/05
川浪康太郎
阿波壮汰(仙台商3年)
今春の県大会で準優勝した仙台商業高校のエース。驚くような球速ではないものの、キレのある直球と変化球で先発の仕事を果たせる右腕だ。
昨夏から先発で起用され続け、今春の県大会は全5試合に登板。強豪・東北との準々決勝では5回1失点の好救援で勝利を呼び寄せ、仙台一との準決勝では9回2失点完投勝利をやってのけた。
また、東北大会では佐々木麟太郎内野手(3年)擁する花巻東打線相手に7回2失点と好投。試合には敗れたものの、申し分ない投球で存在感を光らせた。
仙台商は昨夏、昨秋、今春と続けて県大会の最後で仙台育英に敗れているが、いずれも先発した阿波が試合をつくれていなかった。今度こそ決勝で強敵に土をつけるため、まずは激戦ブロックを勝ち上がりたい。