波乱は起こるか!?「打倒・仙台育英」に燃える注目選手5人。夏の甲子園への行方は?
2023/07/05
川浪康太郎
三瓶高広(仙台一3年)
今春県3位に入り、38年ぶりの東北大会出場を果たした仙台第一高校のエース右腕。
打たせて取る投球が持ち味で、状況に応じて上手投げと横手投げを投げ分けたり、クイックで投げたりする器用な投球術を持つ投手だ。
昨春の県大会で3試合に救援登板するなど下級生のうちから経験を積み、今春は県大会直前の「仙台一高・二高野球定期戦」でノーヒットノーランを達成。勢いそのままに、県大会は5試合中4試合に登板し躍進の立役者となった。
東北大会出場のかかる東陵との3位決定戦では、タイブレーク2回を含む11回を投げ3失点と力投。大一番でエースの役割を果たした。
東北大会では、この大会で優勝した八戸学院光星の打線に4回途中8失点と打ち込まれた。強豪校相手にどれだけ実力を発揮できるか。最後の夏、真価が問われる。
【了】