まさかの“大波乱”…地方大会で敗退したセンバツ甲子園出場の5校。聖地に届かなかった強豪校たち
2023/08/03
産経新聞社
夏の甲子園 高校野球 最新情報（最新ニュース）
第105回全国高等学校野球選手権記念大会が、8月6日に開幕を迎える。昨夏王者の仙台育英（宮城）などが順当に甲子園出場を決める中、今春のセンバツ甲子園で好成績を収めた高校の敗退が相次ぐなど、各地で多くの波乱が起きた。そこで今回は、夏の甲子園への出場を逃したセンバツ上位校を5校紹介したい。
山梨学院（山梨）
今春の甲子園を制した山梨学院。春夏連覇に大きな期待がかかっていたが、今夏は山梨大会の準決勝で敗退となった。
昨秋は関東大会を制覇し、明治神宮野球大会に出場。同大会は1回戦で敗れる結果となったが、順当にセンバツ出場を決めた。
今春の甲子園では作新学院（栃木）や広陵（広島）といった強豪校を次々に撃破。決勝戦で報徳学園（兵庫）を7‐3で下し、春夏通じて初となる甲子園優勝を成し遂げた。
同大会ではエース・林謙吾が全試合に先発し、安定感のある投球を披露。打線はU‐18高校日本代表候補にも選出された4番打者の高橋海翔を中心に抜群の破壊力を見せた。
今夏はエースの林が死球で負傷するアクシデントもあったが、初戦でコールド勝ちを収めるなど、順当に勝ち進んだ。
しかし、準決勝の駿台甲府戦で延長10回タイブレークの末、7-9で敗戦。春夏連覇、そして、2年連続の甲子園出場が途絶える結果となった。