まさかの“大波乱”…地方大会で敗退したセンバツ甲子園出場の5校。聖地に届かなかった強豪校たち
2023/08/03
産経新聞社
東海大菅生（西東京）
昨秋の明治神宮大会にも出場し、今春のセンバツでベスト8入りを果たすなど、安定した強さを見せていた東海大菅生。今夏は西東京大会の5回戦、タイブレークで涙を飲んだ。
東京大会で優勝し、春の甲子園への切符を掴んだ東海大菅生。センバツでは城東（徳島）、沖縄尚学（沖縄）を撃破。準々決勝で大阪桐蔭（大阪）に敗れたものの、8強入りを果たした。
投手陣はU‐18高校日本代表候補にも選出された最速150キロ右腕の日當直喜が中心。センバツの沖縄尚学戦で完封勝利を挙げるなど、プロのスカウトからも大きな注目を集めた。一方の打線も強力で、今夏も甲子園への出場が有力視されていた。
西東京大会では、初戦から危なげなく勝利。5回戦の駒大戦は、初回に4点を先制される苦しい展開となったが、同点に追いつき、延長戦に持ち込んだ。
しかし、延長10回タイブレークの末、4‐6で敗戦し、春夏連続の甲子園出場が途絶えた。