夏の栄冠に輝くのは? 甲子園の優勝候補に挙がる5校。下馬評の高い強豪校たち
2023/08/05
産経新聞社
広陵(広島県代表)
夏の甲子園出場回数:24回
主なOB:野村祐輔(広島)、佐野恵太(横浜)、有原航平(ソフトバンク)
5年ぶりに夏の甲子園に帰ってくるのが、多数のプロ野球選手を輩出している広陵高校だ。
今大会で24回目の出場となる広陵高校は、夏こそ優勝経験がないものの、春の甲子園では3度優勝を経験している。
2007年は野村祐輔がエースとして活躍し、決勝戦まで進んだものの、佐賀北(佐賀)に敗退。あと一歩のところで悔しい終わり方を経験した。また、2017年も決勝戦で花咲徳栄(埼玉)に敗れている。
悲願の優勝を目指す広陵高校の注目選手は、なんといってもスラッガーの真鍋慧だ。高校通算62本塁打を放っており、超高校級の打者として知られている。しかし、広島県大会では1本塁打を放った一方、全体で20打数5安打と本領は発揮できなかった。
かつて広島、阪神で活躍した広陵高校OBの金本知憲から助言を受け、打撃のレベルアップを図っている真鍋。その真鍋を中心に、チームとして真紅の大優勝旗を掴みたい。