夏の栄冠に輝くのは? 甲子園の優勝候補に挙がる5校。下馬評の高い強豪校たち
2023/08/05
産経新聞社
慶應義塾(神奈川県代表)
夏の甲子園出場回数:19回
主なOB:柳町達(ソフトバンク)、矢崎拓也(広島)、津留﨑大成(楽天)
横浜との決勝戦を制し、甲子園への切符を掴んだ慶應義塾。独自の練習スタイルを貫いている同校は、熱狂的な応援も見どころの一つである。
慶應義塾は練習中の声出しを強要せず、必要なときにだけ声を出せば良いというスタイルを貫いている。”Enjoy Baseball” をもとにチームづくりを進め、直近では2018年夏に甲子園出場。ただ、その際は2回戦で姿を消した。
今夏の神奈川県大会では、破壊力抜群の打線を軸に決勝まで駒を進め、横浜高校との試合では9回表に逆転3ランホームラン。6-5で接戦をものにした。なお、「北神奈川代表」ではなく「神奈川代表」として甲子園に出場するのは、1962年以来61年ぶりのことである。
決勝戦で殊勲の一発を放った渡邉千之亮に加えて、清原和博を父にもつ清原勝児も注目されている選手の1人。神奈川県大会で見せた爆発力を甲子園で発揮できれば、面白い存在になってくるだろう。