夏の栄冠に輝くのは? 甲子園の優勝候補に挙がる5校。下馬評の高い強豪校たち
2023/08/05
産経新聞社
履正社(大阪府代表)
夏の甲子園出場回数:5回
主なOB:T-岡田(オリックス)、山田哲人(ヤクルト)、井上広大(阪神)
2019年以来となる夏の甲子園出場を決めた履正社高校も、優勝候補の一角といえる学校だ。
大阪桐蔭とのライバル関係にある同校は、これまで大阪府大会の決勝戦で大阪桐蔭と4回対戦。しかし、全て敗れて甲子園への道を閉ざされてきた。
決勝で5回目の対戦となった今年は、背番号「10」をつけた福田幸之介が見事なピッチングを披露。大阪桐蔭を完封し、甲子園出場を決めた。
前回出場した2019年は井上広大(現:阪神)が4番に座り、決勝戦でもアーチを描いて見事優勝。同年以来となる夏の甲子園に向けて、大阪桐蔭を破ったことは大きな自信となっているだろう。
決勝戦での好投が光った福田はもちろんだが、リードオフマンとしてチームを牽引する西稜太にも注目。1年秋から活躍を見せる西が、チームに勢いをつけるバッティングを見せたいところだ。