夏の栄冠に輝くのは? 甲子園の優勝候補に挙がる5校。下馬評の高い強豪校たち
2023/08/05
産経新聞社
智弁学園(奈良県代表)
夏の甲子園出場回数:21回
主なOB:岡本和真(巨人)、廣岡大志(オリックス)、村上頌樹(阪神)
春季近畿大会の頂点に立ち、勢いそのままに甲子園に乗り込むのが、奈良県の智弁学園だ。
岡本和真や村上頌樹など、若くして活躍する選手がOBに名を連ねる同校。天理高校と双璧をなす奈良県のなかでも、近年は春夏ともに数多く甲子園に出場してきた。
また、村上がエースだった2016年春は接戦をものにし続け、甲子園での初優勝を成し遂げている。
今年の奈良県大会では効果的な一発攻勢を展開し、大会最多に並ぶ12本塁打をチームで記録。高田商業との決勝戦も8-1と快勝し、2年ぶりに甲子園へ歩を進めた。
智弁学園の注目選手は、前川2世とも称されている松本大輝だ。1年春からベンチ入りを果たした逸材で、抜群の身体能力を活かして県大会決勝でも2本のアーチを描いた。決勝戦で智弁和歌山(和歌山)に敗れた2年前の雪辱を晴らすべく、智弁学園の夏が始まる。
【了】