甲子園の“主役”に!?大会要注目のドラフト候補選手5人|投手編【夏の甲子園2023】
2023/08/08
産経新聞社
仁田陽翔(仙台育英)
最強投手陣の一角を担い、昨夏の全国制覇の原動力となった仁田陽翔。チームメイトの髙橋煌稀、湯田統真も高い評価を得ているが、ここではサウスポーとして注目を集める仁田を取りあげたい。
1年春から公式戦のマウンドを経験するなど、早くから主戦投手の1人として活躍。2年夏の甲子園では2試合に登板し、計4回で5奪三振無失点、最速147キロを計測するなど好リリーフを見せた。
今春のセンバツ甲子園では2試合に先発したが、安定感に課題が残る内容に。それでも同大会後の東北大会では151キロをマークするなど、直球は抜群の破壊力を誇る。
今夏の宮城県大会は2試合の登板にとどまるも、高いポテンシャルを持ち、ドラフト候補にも名を連ねている。
仙台育英は大会初日の8月6日に浦和学院(埼玉)と対戦。仁田は3番手として最終回のマウンドに上がって無失点に抑え、壮絶な乱打戦となった強豪校対決を締めくくった。