甲子園の“主役”に!?大会要注目のドラフト候補選手5人|野手編【夏の甲子園2023】
2023/08/08
産経新聞社
・投打:右投左打
・学年:3年
今夏の地方大会で大きく評価を上げたのが、上田西(長野)の大型遊撃手・横山聖哉だ。
高校通算30本塁打を記録するなど、走攻守で高いパフォーマンスを見せている。
1年春からベンチ入りし、2年春から遊撃の定位置を掴んだ横山。肉体改造も実り、大きな成長を遂げた。
今夏の長野県大会では、「3番・遊撃」と攻守の中心を担い、打率.357(14打数5安打)、2本塁打をマーク。チームを8年ぶりの夏の甲子園へ導いた。
また、強肩を活かして同大会では投手も兼任。マウンドでは140キロ超を計測するなど、抜群の身体能力を兼ね備えている。今夏の活躍でプロスカウトからの評価も急上昇した。
上田西は、開幕戦で土浦日大(茨城)と対戦。延長タイブレークの末に惜しくも敗れたが、1安打に加えて軽快な遊撃守備を披露。プロ志望も表明しており、次のステージでも楽しみな選手だ。
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